パーソナルカラー診断の話(after編)
さてさて。
けっこう日が空いてしまいましたが先日行ってきましたパーソナルカラー診断。
fumig70123.hatenablog.com
色に対する色々な思いを記していざ現場!
その結果は……
判決が出ました!彩度高いと事故るタイプのブルベ夏です! pic.twitter.com/APKzxoNbU9
— 🇫🇷ふみむ🐳 (@fuuuuumig46) 2018年10月8日
ブルーベースな夏でした。
彩度高いと事故る・パステルも控えたほうがいい・カラシ色とテラコッタはマジで地雷な夏。
なるほど~~…???
実際「あなたはこうです!」と言われてもいまいち実感のようなものはすぐに沸かないものですね。
診断受けてから2週間ほど経ちますが、未だにフワッフワしてる感じがあります。
全体の感想としては「これは革命の狼煙だ!」と思いました。
まず、『色』に対する認識がガラッと変わった。
言うなれば、つい最近までは「イエベとかブルベとは……?」とか「青みピンクって何、ピンクは青くないじゃん……」のような、本当に、恥ずかしくなるほど色についてチンプンカンプンでした。
まず、この部分がようやく分かるようになった。
今までは好きな色とかを「赤」「青」のようなとても大まかな枠で考えていたんですけど、その中でも私が特に好きなのはボルドー寄りだなとか暗めの青だなとか、細かい部分まで思考が行き届くようになったかな?と思いました。
あと、長年の疑問や違和感のようなものが診断を通して一気にスッと解れる感覚がありました。
最初に肌の色や特徴を見てもらう時、先生に開口一番に「あなたはブルーベースだね」と言われました。
理由は、唇の青みが強いから。
それを聞いた瞬間、昔の記憶が蘇りました。別に体調悪くもないのに「唇青いけど大丈夫?」「顔色悪いよ」「(ちびまる子ちゃんの)藤木みたい」と言われ続けた小学生時代。
もしかして、それらは肌の属性あってのことだったの…?
十数年ぶりに「そういえば私って唇青かったんだ」と思い出し、これにはそういう真っ当な(?)理由が…!と、謎が解けたような気持ちになりました。
また、友人と2人で診断を受けたのですが、その友人との違いもとても面白かったです。
友人はイエベ秋だったのですが、まずお互い手のひらの色が全然違う。
診断の中で先生に手のひらを見せてほしい、と言われた場面がありました。
ふたり並んで手を返したのですが、私の手は平~指先まで全体的に赤みが強いのに対して、友人の手のひらは均等に落ち着いた色をしている。
それと、私がことごとく「合わない・事故」と評される色をさらりと馴染ませ自分の色として昇華する友人。
同じ色の布のはずなのに、私が身につけると一気に顔色が死に、友人が身につけると一瞬で魅力がグンと増すんです。本当に凄い。
同じ色で、ベースだっておんなじ人間っていう生物なのに、ここまで違いが出るのかと。
「十人十色」という言葉がありますが、まさにその通り、いやそれ以上なのかもしれないなとふんわり思ったりもしました。
そして、やはり一番は「自分に合う色/合わない色」をはっきりと見つけられたのはかなり大きい。
後でも話したいことなんですが、これを知れただけでもパーソナルカラー診断受けた成果はかなりあったと思います。
エッその色いけるの!?みたいな新たな発見もあり、本当に……革命的です……。
■布をあてて分かったこと
先述の通り「彩度高いと事故るタイプの夏」の私ですが、このあたりの色が似合うとのことでした。
すごい、どれも今まで積極的に選んで来なかった色だ…!!
布だけ見ると「えっ…馴染みがない色だけど…?」って思うんですが、この布をあてると本当にスッと馴染んだんです。
未知との邂逅!おもしろ~~~い!!!
あとはとにかく夏。夏ど真ん中だそうで、「咲き終わりのアジサイ」のようなイメージを持つと良いとのこと。
しっとり感、透明感、マットさ、エレガントさがキーワードだそう。
特に「エレガントさ」は診断中10回くらい言われたから、本当に目指すべきところなんだろうな…。
ちなみに当日は朱色にくすんだオレンジ色の本がたくさん描かれた柄シャツ着てました。だから余計にエレガント推しだったのかもしれない。理由あって概念。各方面の火力高くてお気に入りなの…
基本的に、くすんだ色とダルトーンあたりがよく馴染むようです。
あとはこのラインの色合いが合う!という表のようなものをもらったんですが、くすみカラーライン(と勝手に呼ぶ)、けっこう好きな感じの色が多くて嬉しくなりました。
ラベンダー許されるのか…!バーガンディ好きだし、Forget Me Notって色とってもキレイ………勿忘草か~~なるほど、なるほど~~~!!!………シルベチカ………(繭期のフラッシュバック)
ちなみに、前回の記事で挙げた似合わないと思っている色。
黄緑・鮮やかな緑
キナリ
オレンジ
ピンク全般
鮮やかな青
シルバー
この中で意外と似合う色があったら楽しいな~!と思っていたのですが、結論から言うとやっぱりほぼアウト寄りでした。
ただしくすんだ薄ピンクやローズピンク、フューシャピンクあたりは大丈夫だったのが救い。あとシルバーもアクセサリーだといけるっぽい。
オレンジと黄緑に関しては、名指しで「避けたほうがいい」と言われる始末だったのですが、自分でもずっと似合わないと思って避けてきたので「なるほどやっぱりな」と思いました。今まで思っていた「合わないと思う」はだいたいその通りだった。
■「合わない」
本当に似合わない色の布をあてたときの似合わなさがもはやギャグでした。
赤やピンクや紫など、各カラーの布4枚まとめのものを1枚ずつ春→夏→秋→冬の順にあててみていくかたちだったんですけど、ほとんどの色、4枚目が完全にオチみたいになってた。
先生もとてもフレンドリーで楽しい方で、診断中は先生と私と友人の3人であれこれ言いながら診て頂いていたんです。
1枚目「うん、違うかな…」「う~ん……」「これはちょっと…」
2枚目「いいですね!」「馴染む!」「おお~」
3枚目「くすみますね」「ああ…」「圧が消えた」
4枚目「「「ワッハッハッハ!!!」」」
4枚目(冬カラー)、完全にオチだった。
4コママンガか???ってくらい見事にほとんど笑いどころになるレベルでなんかすごくだめだったんですよ。
先生いわく「彩度に負けてる」。
原色とか、彩度が高い色はとにかく負ける・馴染まない。とにかくくすんだ夏の色!だそうです。肝に命じます。
そのほか、カラシとテラコッタは事故と言われたのですが、確かに言われてみるとなるほど、めちゃくちゃ顔がぼやける。
あとベージュもだめで、私が着るとお上品なベージュも一気に砂みたいな色になってしまうなと思いました。
ベージュのトレンチコートをさらりと羽織るのに憧れて購入したもののいまいちグッと来なかった理由、やっと分かった。せめて着るならピンクベージュ。
あとあと、これは絶対に聞こうと思ってたことがあって。
SideMのバレンタイン2016ストールこと、プレミアム郡内織ストール。届くんですよ。
……届く前だけど、自分に似合う色なのか、ちょっと気になりません?とても気になる。
私「あの、これ届くんですけどいけますかね?」
案外いけるのでは、と高をくくる人間の笑みを浮かべながらスマホで画像を見せるわたし。
先生「えっ…? 色、柄……えっ、だいぶ攻めましたね!?」
素直かつ確かなお言葉、ありがとうございます!!!(涙)
いいんです、心で着こなすので、いいんです…。
好きなものを身につけたいから…もったいなくて使えないかもしれないけど…
ここまで「合わない」色の話をしましたが、「合わない」といってもあまり後ろ向き/否定的には考えず、こう、ふわっと…かる~く捉えたいですね…(素人目に見ても明らかに顔色がおかしくなったものは除く)
夏カラーは担当で、合わない色は担当ではないけど、「色」の箱推しだから大丈夫好きだよみたいな…(?)
それと、今はパステルカラーがあまり合わないけれど、歳を重ねて肌が変化していくうちに馴染むようになる、との事。
つまり、おばあちゃんになれば髪をパステルピンクにしても馴染むってことですね!?(曲解)
もし長生きした場合の目標として「何らかの“強さ”のあるおばあちゃん」になりたいっていうのがあるんですけど、髪が白くなった暁にはピンクを入れて己を貫く系の強いおばあちゃん目指したいです。
ウン十年越しに担当っぽい髪色を体験できそう。
老後の楽しみができましたね。
■目標とその結果
自分に似合う青色とピンク色を見つける。
前回掲げた此度のパーソナルカラー診断の目標。
これは推しの色を纏いたいオタクの切実な願いでした。
その結果は……!?
『とりあえずくすんでればOK』
やったーーーーーーー!!!理論に基づいて推しの色を違和感なく纏う許しが出たぞ~~~~~~!!!!!!わたしとっても嬉しいです…
特にピンク!ピンクで自分が身につけても大丈夫な色を見つけられたのが!本当に!うれしい!
今までほとんど着たことがなかったり、チョイスミスにより晴れの舞台で盛大に事故ったり(前記事参照)、何かと着こなせる自信のなかったピンク。でも!これからは着れてしまう!!
先述の似合う色として見せていただいた布にも薄ピンクを挙げていただけて、本当にハッピーです…なんと言ったらいいやら…
とりあえず、モーニング娘。さんのコンサートはぜったいくすみ薄ピンクの服着て、ローズ系のしっとりめの濃いピンクを爪に塗って参戦したいです!!!否、できる!!!
青についても、スモーキーなブルーが似合うとのお言葉をいただいたので、この先堂々と、自信を持って着られそうです!スモーキーなブルー!Legendersの概念だ!
あとはダルトーンも狙えるので、そのあたりでうまいこと選べばF-LAGSみもいけそうなので!とてもワクワクしてきました!落ち着いた色であればトリコロールも大丈夫そう!?
そして鮮やかすぎなければ、先述の画像のような青色も可。可能性めちゃあるじゃないですかやったーー!!!
もうこれ、「実は似合うが今まで出会えていなかった色」という名の新大陸への海図が手に入ったといっても過言じゃないのでは…?
完全に新たな扉が開けた感じがします。
新大陸に向けて出航だ~~~!!!
そんなこんなで受けてきたパーソナルカラー診断。
とっても得るものが多く、受ける前と後とでは目に映る彩(いろどり)も違うように感じました。
とにかく、「色」についての認識・意識の幅が広くなった!
ここまでは主に服とか装飾品のことを考えながら書いていましたが、それよりも最低限自分に合うメイクの色が分かったのがかなり大きいです。
とにもかくにもオレンジよりもピンク。
そのことが分かっただけでチークとかリップ選びに迷うことがなくなったんですもん。これってかなりの功績じゃない?
あとはヘアカラーも「オレンジ系の茶色より赤系の茶色がいい」ということが分かったのはめちゃくちゃありがたい&とてつもなく有益でした。ここまで、ずっとオレンジ系で染めていた……。
多くの気付きがあって本当に楽しかった!受けてみてよかったです。
んでもって、連鎖というか次はPDとかも気になり出しているんですよね。骨格は自己診断で割と完結する気がするので…(多分ウェーブ)
これを機に視野が広くなっていろいろ知るのって楽しいな~!と思いました。
あとはこの結果を日々の生活に活かして、コスパよくしたりQOLあげたりしていきたいな~。
服とか化粧品を買うのが今まで以上に楽しくなりそうです。
色々お話を聞かせてくださったレジェPさん、キャンプや山のみならず今回も同行してくれた友人、診てくださったサロンの先生、ありがとうございました!
(後述)
先に診断を受けられていた身近なPさん(ブルベ夏)とお互いの診断結果を照らし合わせたところ、同じ「夏/スモーキー寄り」でも似合う色の幅、いける他の季節の色など、細かい部分が全然違っていた。
同じ枠組みなのにそこまで…!?と正直びっくりしました。
これが、パーソナルカラー……!