ひろく・記録

好きなことを好きなだけ

理由あって山に行った話(登んだ先はきっとBlue Sky編)


先日の記事、当初の予定だと一気に頂上の話まで駆け登る予定だったんですけど、脱線しすぎて山にすら向かえて無かった。


まあそれくらい準備期間がとても楽しかったということで、ここはひとつ。

 

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ついにやってきました、山登り当日!!!

 

私はほぼフル装備のまま、1時間に1本しか来ない田舎ディビジョンのトレインに乗り込み、友人と合流。

そこから車で1時間半ほどの県北の山に向かいます。

 

THE IDOLM@STER SideM 3rd LIVE TOUR~GLORIOUS ST@GE!~の幕張・静岡のライビュに同行してくれた神速Pの友人と、向かいます。その節はありがとう…!

 

ちなみに、道中BGM盛り上がり大賞SideM部門は「もっふ・いんざぼっくす♪」「笑顔の祭りにゃ、福来る」「MOON NIGHTのせいにして」の3強でした。

 

運転席のみんなー!

ワ~~~~~!!!

 

助手席のみんなー!

キャ~~~~!!!

 

と、まるでここが現地と言わんばかりの浮かれ気分で、コールなどを織り交ぜながら山道を駆ける。 ハチャメチャに楽しかった。

道中話に花が咲きすぎて、カーナビをガン無視して高速のICを2つほど通り過ぎたり、軽トラが大量発生してる感じの農道をまったり走ったりしながら、お昼すぎに目的の山・八幡平へ。

 

 

これは駐車場の展望台からの景色。

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山に向かって右手には木々(1枚目)、左手には一面の雪(2枚目)

素晴らしい景色…!雄大な自然が見渡す限りに広がっていました。

空も空気も澄んでいて見晴らしもとてもよくて、漠然と「自分はいま山にいるんだなぁ……」と思いました。

 

レストハウスにて山頂で食べるようの諸々を調達し、いざ!山への一歩!

 

登山道はキレイに整備されていて、ド初心者のわたしでもかなり歩きやすく、ありがたかったです。優しい世界。

登山道を少し登ったところで分岐があり、我々は今回の目的である『鏡沼』があるほうの道に入ります。 

 

そこから先はなんと……

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雪道!!!!!

 

雪。本当に雪。本物の雪。モノホンのスノー。

 

雪自体は固すぎず柔らかすぎず、ほどよい踏み心地。

いい感じに踏み固められた野生の雪をふみしめ、ザクザク進むのが楽しかったです。

  

 

そしてそして~!

この登山の目的!

それが!!!!!

 

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この青と白のコントラスト!お分かりでしょうか!

ドラゴンアイと呼ばれる、この時期にしか見られない現象なんです~!

まあるく真ん中に白い島を残して雪が解けていくさまがドラゴンの目のように見える、というワケでドラゴンアイ。

見られるのは大体5月下旬~6月上旬頃とのことで、一年に一度くらいしか見ることができないそうです。これは限定SR…!

 

幸いにも晴天に恵まれたため、キレイな青空のもと、キレイな雪解け水を見ることができてもう、もうね!!最っっっ高でした!!!

自然界の青色って、とても魅力に溢れてると思うんです。

神秘的というか、心が洗われるとともに自然と目を惹きつけられてしまう、そんな力があります。いつか青く澄んだが見たいなあ…。

 

ちなみにここから歩いて5分しないくらいの距離に、また別の沼があるのですが、

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こっちは水がなんですよね。

う~ん、不思議!

 

 

あとはそこから更に木々が深々としている道をかき分けて、雪を踏みしめえんやこら。山の頂を目指します。 

 

デデン!頂上につきました。

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頂上には小ぶりな展望台があり、広がる山々を一望できました。

ちなみにここらへんでの脳内BGMは「RULE~牙ヲ穿テヨ~」。あの山の一番高いトコ~♪のあたりが延々と流れてました。

仙台公演でのソロ、めちゃくちゃカッコよかったですよね。

仙台公演、初日はチケ運豪運大明神・FRAMEのPの友人のおかげで幸運にも現地参戦で、担当ソロを生で目に耳にし、その夜に魂を抜かれた屍の状態で身を引きずりながら地元に帰り、2日目はライビュ参戦でした。

牙崎らしいぐりぐり動くダンスと小松さんの身のこなしがめちゃくちゃカッコよかった記憶があります。

 

話が逸れましたが、晴れて頂上についたので先刻売店で調達したブツを開けます。

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イエ~イ!最高!

 

今まで、ノンアルコール系飲料の良さがイマイチ分かんなかったんです。

どういう時に飲むの?普通にアルコール入りでよくない?って若干イキったことを思ってました。でも、こういう時、こういう時なんですね!!!

これはハマりそう。ハマった。

 

あとは数十分ほど雪を見ながらぐだぐだしたのち、のそのそと下山します。

帰りにもう一回鏡沼に寄ったのですが、天気が曇ってきたためか、先ほど見た時より深めの青色になっていました。これもこれで良きかな~!

またこの景色を見に来たいな、と強く思いました。

 

 

そんなこんな、初めての山とのふれあいを無事終え、思ったことがあります。

 

 

山って、いいな。

 

まず、空気がおいしい。

加えて、景色が良い。

 

そして、突然ですがここでSideMのゲーム内のセリフを引用します。

 

「…道中すれ違う人との挨拶は、山での素敵なマナ-だ。人とのふれあいは大切だから。」

 

はい、【オフショット】九十九一希さんですね。

先日行った際、ちょうどシーズンだったということもあり、私たちの他にも多くの人がいました。

すれ違う際に交わされる挨拶。「いい天気ですね」など添えられる言葉。

 

めちゃくちゃ、いいな…………!!!!

 

挨拶とはとても気持ちの良いものですね。

同じ山で同じ景色を共有する人間の一体感というか、懐の広さというか、心の身近さというか…。

どう言葉にすればいいのか、着地点が見つからないのですが、とても爽やかで、温かくて。

肉体的にも精神的にも、とても健康だな、と感じました。

 

あとは私のようなぺーぺーの山ビギナーからすると、「山社会に溶け込めている感じ」と申しますか、挨拶ひとつで山コミュニティの一員として迎え入れていただけたような感覚を抱き、ちょっと嬉しくなったりもしました。

 

なんて、無駄にかたくるしいようなこと言いましたけどとにかく楽しかった!!!の一言に尽きます。心から満喫した!

 

 

今回が初めてのトレッキングとなったのですが、わたしの山への挑戦はまだまだ続きます。

次はバーナー買って山で温かいごはんを食べる。

もっと移動距離が多い場所に挑む。

海が見える山に行く。

 

最初は軽い気持ちと勢いで行った今回の山でしたが、とにかく楽しかったんです。

もっといろんなものを見たい。体験したい。その思いを、ひとつひとつ現実に変えていきたい。

 

 

と、長くなりましたが、この記事を書き終わるまでの間でさっそくバーナーをポチりました

ヒャッハーーー温かいごはんだーーーーー!!!!

今月の末頃にまとまった休みがあるので、またどこかの山に行こうと思います。タビハツヅク。